ブランドの代表的なモデル Middle English(ミドルイングリッシュ)

機械化されたオーロラシューズの中で、ハンドメイドを貫く本物

Fernand leatherはアメリカ・ミシガン州のSteve Fernand(スティーブフェルナンド)によるブランド。

1990年代半ばには、オーロラカンパニーと提携し、オーロラシューズを生産していました。
Fernand氏が手掛けていた当時のオーロラシューズは、全ての生産工程がハンドメイド。
ところが、その後に生産数を増やしたいというオーナーの方針で、カッティングから生産工程を全て機械化することになったのです。

その結果、当時のファンはすぐに離れてしまいました。
フェルナンド氏は生産工程を短縮し効率やコストを意識したモノづくりに納得できず、その後、独立。
こうして生まれたのがFernand leatherなのです。

なぜ、ファンが離れ、フェルナンド氏が納得できなかったかというと、そのポイントは2つ。

「ソールの形状」と「アッパーのカッティング」。
この2つは、どうしてもハンドメイドでしか生産することができなかったからなのです。

妥協を許さず、真のオーロラシューズを生産する頑固な職人。
それがフェルナンド氏であり、その氏が手掛けるのがFernand leatherのオーロラシューズ。

そんなFernand leatherのMiddle English(ミドルイングリッシュ)はブランドの代表的なモデル。
Fernand leatherの靴、何が面白いって、サイドから見た時に足の外側と内側でまるで違うフォルムをしていること。

外側から見えると平らなソールに見えるのに、内側から見ると土踏まずが思い切り盛り上がっているんです!
一般的に、土踏まずが盛り上がっている靴はたくさんあれど、その多くはフットベッドの形状によるもの。
ところが、Fernand leatherの場合、アウトソールもふっとベッドと同じ様に人の足型に沿った形状をしています。

このアーチは、短靴でも足全体にフィットし、人間工学に基づいた最も歩きやすいアーチ。

アウトソールまで足と一体になった様な履き心地なので、フィット感がある。
フットベッドのみがアーチになっている場合は、必然的にその部分が厚くなり曲げにくくなってくるものだけど、
これは一体型なので、そんな心配もない。

仕様しているレザーも当時から変わらず、オイルをふんだんに含んだChromexellレザー。
しっとりとしたこのレザーは、素足で履いても痛くなりにくい。

さらに、固い芯を使用していないので、個人個人の足に馴染みやすく、味の出方も千差万別。

一度履くと病みつきになり、ついついFernand leatherばかり履いてしまうというヘビーユーザーが非常に多いのも、
その多くが気に入ったFernand leatherを何年も何年も履き続けるのにも納得せざるを得ません。

唯一、非常に残念なのは生産数が追い付いていないこと。

急いで生産すれば、1日に5,6足は生産することができる。
ところが、あくまで1足1足のものづくりにこだわるフェルナンド氏は、そうはしない。

現在、1日2,3足前後のペースで生産されているFernand leatherは、全米に多くのオーダー待ちが発生しているほど。

もちろん、日本への入荷もそれほど多くはないので一期一会の靴になるかもしれません。

The following two tabs change content below.
kai
MOONLOIDの店長kaiです! ANDERSEN-ANDERSENのニットが大好き。 最近のマイブームは相変わらずパープル。 ビッグトレンドだったレッドに合わせたり、ホワイトに合わせたり、色々と楽しんでいます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA