【徹底解説】待望のアップデート!《2025最新》DESCENTE ALLTERRAIN/CREAS

『DESCENTE ALLTERRAIN』は、デサントが長年スポーツウェアの開発で培ってきたノウハウを活かして2012年にスタートしたコレクション。 その名前は、「all」(全て)と「terrain」(地形)を組み合わせた造語であり、年齢やシーン、流行に左右されない真のモノづくりを追求しています。今回はブランドを代表するモデルである、ハードシェルジャケットCREAS(クレアス)の2025最新モデルが登場! 昨年モデルからアップデートしたディテールを徹底解説。

DESCENTE ALLTERRAIN
HARD SHELL JACKET”CREAS”

¥60,500(税込)/SIZE:S,M.L,O,XO /COLOR:BK00,NV01,BG08

目次

マテリアル

雨は防ぎ、内側の蒸れは逃す快適な着心地

このCREAS(クレアス)はDemizax(ダーミザクス)と呼ばれるラミネート素材を使用。
25SSシーズンより新たに変更が加えられた、この素材は高機能膜により防水性・透湿性、低結露性を達成し、伸縮性も持ち合わせた画期的なもの。また、以前までのコーティング仕様と比べ、耐水性も10,000mmから20,000mmへ向上。

表地の色味はグレーがかったブラックだった2024モデルに比べて、2025モデルはマットな濃いブラック。
また、2025モデルは前作より少しシャリ感が増したような質感。伸縮性がある素材のため、風合いもハードシェル特有のドライな質感から、柔らかく滑らかなソフトシェルのような質感に。

2024年モデルまでは2枚の表地と裏地が1枚になっていましたが、2025モデルは表地と裏地が離れているため、生地の間に空気が通りやすい生地へ。また、2024モデルの裏地と比べて肌との接着面が少なくなったため、汗をかいた際の”はりつき”や”べたつき”が軽減され、梅雨など暑い時期もより快適に着られるシェルジャケットに進化しました。

デュアルベンチレーションシステム

フロントに採用されているのはデサント独自のデュアルベンチレーションシステム。水沢ダウンにも採用されているこのシステムはフロントに2列のジッパーが平行に並んで配置されているというもの。加えて、そのジッパーの間には通気性の良いメッシュ素材。メッシュの内側と外側でジッパーを使い分けることにより、衣服内にこもった熱や湿気を逃がしてくれる。

脇部分には比較的長めのベンチレーションが配置されているため、開閉具合の調整幅が広い。
また、ベンチレーションの内側にはメッシュ素材を採用。クレアスのシックな印象を損なわないデザインに。

フロントポケット

ポケットに手を入れた際、手の甲側にあたる部分の素材が2025モデルはメッシュ素材に変更。フロントポケットのメッシュから表地・裏地の間を空気が通り、通気性がさらに向上。

パラフードシステム

フードを使用しないときにはジップを閉めておくことでコンパクトに収納でき、必要な時には素早くフードを展開。また、風にあおられフードが引っ張られるなどのストレスもなく、フードを収納した状態でもネックが高めでフードもしっかりと立ってくれる仕様は単に雨や風を防いでくれます。

また、パラフードシステムは襟部分のジッパーを普段引く方向とは反対にひき、ジッパーを広げ中に収納されたフードを取り出すだけで、着用したままでも簡単にフードを取り出すことができます。シェルの脱ぎ着が必要ないため、雨・雪による濡れも最小限に抑えられます。

ディテール

袖口にはフィット性に優れるブロックフィットアジャスターを使用。一般的なベルクロと比べると、引っかかりにくいため使いやすい。また、裾にはCohaesiveコードロック(R)システムを”内側”に配置。見た目のデザインにも干渉せず、迅速かつ簡単にウェアのフィット感を調整することができる。

シルエット

ややゆとりのある身幅とは裏腹にすっきりとした着丈とアームホールはアウトドア色を感じさせない現代的なシルエット。一枚でもレイヤードで着込んだとしてもごわつかず、身体の動きを阻害しない。ネックが高めでフードもしっかりと立ってくれる仕様でスタイリッシュなシルエットをキープしてくれるというデザイン。

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2025最新DESCENTE ALLTERRAIN/CREAS
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