こんにちは!kaiです!
突然ですが、アメカジ好きの皆様!
デニムパンツと言えば、もちろんLevi’sですよね。
じゃあ、シャンブレーシャツと言えば・・・そう!BIG YANK(ビッグヤンク)ですよね。
ファッションブランドではなく、労働者向けの衣料ブランドとして誕生したBIG YANKは、モノづくりの目的もとても明確。
実際の労働者の動きや生活に即した機能的ディテールを次々と生み出していました。
80年代頃にブランドは消滅してしまうのですが、2012年に復刻。
復刻させたのは、ALDEN(オールデン)で有名なANATOMICA(アナトミカ)ジャパンを担う35SUMMERS(35サマーズ)。
有名ブランドが消滅してしまった後、別の企業により復刻することは珍しいことではありません。
ただ、復刻した後にそのブランドのファンを納得させるものづくりを行っているブランドは多くないのが実情です。
例えば、ブランド名や表向きのデザインだけ引き継がれ、そもそものブランドのコンセプトやものづくりが失われてしまっているなんてことも、とても多いんです。
ところが、BIG YANKの場合は全く違う。
復刻するにあたり、研究材料とされたBIG YANKのビンテージシャツは無数に及ぶそう。
BIG YANKのビンテージシャツと言えば、数十万円するものも多く存在するのですが、復刻のために解体し隅々まで研究されているそうです。
そしてその結果は、糸の種類や太さ、生地の加工から各パーツの選定や縫製に使用するミシンにまで反映されています。
それも全て当時のシャツを忠実に再現し、復刻するため。
生産は全て自社(それも研究や企画を行う事務所と同じ建物内!)で行っているのも、細かな縫製方法にこだわっている証です。
だからこそ、現在においても流行に左右されず、じっくりと楽しみながら育てることのできる数少ないシャツとして愛されています。
そして、今回はこの35summersのBIG YANKとANATOMICAがタッグを組んだ訳なんです!
ANATOMICAは1994年にパリにてスタートしたブランド。
その創始者であるピエール氏と、2008年に加わった日本のアパレル界を代表する寺本氏が生み出すのは、普遍的な価値を持つプロダクト。
アパレルの世界では、トレンドや季節の移り変わりとともに価格や価値が下がっていくのは避けられないものかもしれない。
ところが、ANATOMICAのプロダクトはその常識が通用しない。
むしろ着込むほどに価値が増していくような、そんなプロダクトばかりなのです。
もう、一言で言うと、ズルい!!!
アメリカ発祥のBIG YANKとパリ発祥のANATOMICA。
この2つがガッツリ組んだら、そりゃあもう、どうして良いか分からないです!
まず、自分が欲しいです!
そのコラボアイテムがコチラ!!!
ベースとなったのはBIG YANKの定番モデル1935シャツ。
このコラボシャツも、1935シャツと同じ様に1930年代のビンテージシャツをガッツリ踏襲しています。
BIG YANK自身が特許を取っている数々のディテールをそのまま現代に再現しているのですが、これが並大抵じゃない。
当時は人件費の考え方もミシンも今とは違うから、それを再現しようとすると現代では考えられないほど時間がかかってしまったり、
そもそも当時と同じ様に縫うことができるミシンが骨董品レベルだったりする。
もう、この時点で只者ではないのです!
とは言え、ここまでは通常の1935シャツの話。
コラボシャツには、さらにヒミツがあるのです!
それは、通常のBIG YANKの1935シャツよりも、さらにビンテージに忠実なパターンを採用していること。
特に注目すべきは着丈で、通常のBIG YANKと比べると着丈がかなり長いんです。
1935シャツは裾がカーブを描いていて、サイドがググっとえぐれている。
こういうシャツの場合は、タックインするとサイドから裾が出てきてしまうのですが、その分、タックアウトしたときのシルエットが美しいという特徴があります。
そして、その着丈を延ばすことによりタックインしても楽しめる様にしたのが、この特別な1935シャツ。
ぜひ、タックインして着てみてください。
なんと、ディテールはビンテージのワークシャツそのままに、ドレスシャツの様な雰囲気をも楽しむことができるんです。
これぞ、まさにBIG YANK×ANATOMICAがなせる業。
もちろん、それだけではありません。
このコラボ1935シャツ、正式な商品名を「1935SHIRTS W INDIGO」と言います。
そう、W INDIGO (ダブルインディゴ)。
通常のインディゴ染は、実は横糸のみを染めていて、縦糸は染まっていません。
DOUBLE INDIGOはその名の通り、横糸も縦糸もどちらもインディゴ染を施しているもの。
そして、このDOUBLE INDIGOだからこそ表現できるのが、深い深いブルー。
ANATOMICAの創始者であるピエール自身が愛してやまないダブルインディゴは、あえて日本語で表現するなら「瑠璃色」。
これこそが、このシャツの醍醐味なのです。
トレンドとかは気にしない。
着れば着るほどに価値が増す、そんなシャツ。
あー、もう、本当にたまりません!!!
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