【ROLLING DUB TRIO】FARGO

こんにちは！
MOONLOID SHOPスタッフのタケチです！

北海道の当麻は1年の約半分近く雪に覆われる地域。

真冬になればどんなにお洒落をしたくてもやはり時には寒さや氷上の危険には勝てなかったりします。
僕を含め北海道に長く住む方々でもそんな事承知の上でやっぱり、「おすすめの(お洒落で滑らなくて温かい)靴は？」
お客様からそういったお声を毎年耳にするんです。

つい先日当店にご来店いただいたお客様からもなくそんなお悩みを持つ「革好き」のお客様でした。

北海道の真冬でも十分に機能して、納得できるお好みのかっこ良いブーツ。
それは探す事だけでかなり根気のいる話。
しかし、僕も含め、そんなお客様を一発で魅了したアイテムがこちら。

【ROLLING DUB TRIO】
FARGO

2007年に立ち上げた、屈強で武骨なワークブーツとして、壊れにくく頑丈さが特徴のブーツブランド。

海外の屈強なブーツに比べ、アメリカから頑丈なレザーを仕入れ、日本人向けの木型で作られている為、
屈強さはそのままに、日本人特有の横長で、甲高に合わせているので履き心地も非常に良く作られているんです。

「履き手を思いやる創意工夫がなければ素晴らしい靴は生まれない」
この考えを基に、職人のこだわりとプライドが込められ、
メイドインジャパンクオリティーならではの個体差が少なく、品質も高く、世界的に評価されているブーツブランド。

デザインはというと、服飾製品で初めてジッパーが採用されたと言われているセンタージップブーツ。
グローブをはめたままでも簡単に脱ぎ履きが可能で、スライダーのロックにもなる引手を配置。

この単なるディテールにとどまらないデザイン性が個人的にかなりくすぐる。

そしてこのジッパーは最高級のYKKエクセラを使用。

単にパーツを組み合わせるのではなく、引き手もスライダーに輪っかを通してから溶接して組み立てれれているので丈夫なんです。
そしてエレメントの細部まで磨き上げられているので、まるでアクセサリーの様に美しい輝きでより高級感を感じさせてくれます。

ちなみにこのセンタージップ。
個人的に脱ぎ履きが楽なだけでなく、このホールド感がかなり好き。
ブーツだと特にゆとりがあるよりも程よくフィットしてくれている方が楽だったりします。

アッパーにはゴートスキンを使用。
日本では牛革よりもその知名度は低いかと思いますが、実は牛革よりも薄く柔らかい山羊革の方が強い強度とされているんです。

特徴的なシワ(シボ)により摩擦に強く、繊維の密度が高く強度に優れながらも薄くて柔らかいのが特徴です。

足入れすると、ブーツとは思えない程の当たりの柔らかさとしなやかさ
そして、足先まで配置されたムートンによりしっかりとした保温性も確保。

北海道の真冬だとこのムートンがあるなしではその違いは歴然。
雪の中を歩くとすぐに指先から冷たさを感じるのですが、
このムートンが足先までしっかりと保温してくれるんです。

そしてなんと言っても北海道の真冬にとって最重要なのが防滑性。

「こっちの靴とこっちの靴はどっちが滑りにくいか」
冬靴でお悩みのお客様のほとんどがそうお尋ねになる程、
それほど北海道のお住まいの方にとっての防滑性は重要な事。

こちらのアウトソールに使用しているのはVibram ARCTIC GRIPソール。

濡れた氷上でも滑りにくいビブラム最強と言われるこのソール。

しかも、冷えて硬化するとさらに滑りやすくなるラバーの性質上
北海道の真冬の条件下は靴にとってかなり悪条件の中、
マイナス20℃まで硬化しないラバーを採用することで、厳しい寒さの氷上でも安定したグリップ力を発揮してくれます。

「おすすめの(お洒落で滑らなくて温かい)靴は？」
改めて今そう聞かれたら堂々と胸を張って真っ先におススメしたいのが間違いなくこのファーゴでしょう。

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