スラックスかのような上品なチノ【ANATOMICA】定番の”CHINOⅡ”

こんにちは。
MOONLOIDのタケチです。

ずいぶん前になりますが・・・
以前こちらのブログでもご紹介した“618 ORIGINAL”。

黄金比のごとく美しいシルエットの618 ORIGINALはANATOMICAのマスターピースとも言える1本となっています。

固定概念にとらわれず、フィッティングを重要視した普遍的で上質なものを作るために試着を繰り返し、
ミリ単位で修正を加えて生まれるANATOMICAのアイテムたち。

上質な素材にクラシカルな佇まいのコートや、定番のカットソー。
そのどれもが芸術とも言える美し縫製で仕立てられ、着る者をたちまちエレガントに変えてしまう。

そして、今回紹介するこの【CHINOⅡ】もそう。
チノパンながらも圧倒的高級感に溢れたこちらもANATOMICAの定番パンツの人気作の一つ。

僕が初めてこのパンツを目にした時、今まで目にしたチノパンとは明らかに違う存在感を感じました。

艶やかで光沢があり、高級感に溢れた佇まい。
「なにこのチノパン・・・」
そう第一印象を抱いたのを覚えています。

それもそのはず、使用しているのはオリジナルチノクロス。
細番手の糸を高密度撚り合わせた生地。

まるで玉虫の様な光沢とハリのある質感。ながらつるりとしなやかな肌触り。

言葉では言い表せない高級感のある生地は、初めて目にした時はかなり衝撃でした。

カジュアルでもあり、どことなくスラックスかの様な上品さ。

そして僕が驚いたそのオーラの所以は生地だけだはありませんでした。
ANATOMICAと言えば芸術的なシルエットと縫製です。

シルエットのベースは1960年代にアメリカ軍に支給されていたチノトラウザーズ。
そして、ディテールは1940年代のチノトラウザーズ。

このかけ合わせが絶妙なバランスを生み出しているんだと感じます。

ボタンフライのフロントにバックポケットは両玉縁のボタンスルーポケット。

特にこの両玉縁の細かい縫製。
かなり細目になったこの丁寧な縫製は信じられないくらいの美しさ。

こちらのフロントのコインポケットも両玉縁。

この丁寧且つ、美しい縫製も流石ANATOMICA。

そしてANATOMICAの醍醐味は勿論これだけだはございません。

コンセプトやモチーフに始まり、生地や縫製、細かいディテールの作り込みや再現度、
そもそもこのCHINOⅡの佇まいから想像できるシルエットの美しさ。
そのすべては特に実際に履いた時にそうでない物との差が現れ、緻密に計算され尽くしたシルエットこそが真骨頂ともいえます。

次回、こちらのCHINOⅡのブログでは、実際にそんなシルエットの特徴やコーディネートも交えて更にCHINOⅡの魅力をご紹介したいと思います。

是非お楽しみに！！

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