レッドウィングを代表するマスターピースのひとつであるBECKMAN。
COVID-19やレッドウィング本社へのサイバーテロの影響で惜しまれつつも生産中止となっていましたが、来る2024年9月4日(水)新たに生まれ変わって、全世界同時リリースとなります!!
コアなレッドウィングファンの方は既にご存知でしょうが、レッドウィングの公式YouTubeでアジアマーケティングマネージャーの阿部さんが24FWの新商品を紹介する動画の冒頭で一瞬だけ、このブーツたちが置かれていました。コメント欄含めSNS上でも色々な憶測が飛び交っていましたが、ついに先日の動画で公式でも正式発表されました。
多くの方が待ち望んでいたBECKMANの復活。それもさらに履きやすく改良が施され、新しいBECKMANとして生まれ変わりました。
最初にBECKMANを誕生させた開発チームの意見が大いに反映された本作。同じアッパーをより解剖学的に考慮されたラストの上に重ね、レザーのヒールパッドの下にはクッション性の高いポロンフォームの薄い層を追加したことで、より快適なフィット感を実現しています。
アッパーに使用されたのはクラシックモック等で既に使われているエクスカリバーレザー。オイルを含んだしっとりとなめらかな質感が特徴です。以前までのフェザーストーンから変更となっていますが、BECKMANらしい品のある艶感はしっかりと表現されています。
インソールのレザーソールはそのままに、アウトソールは以前のベックマンソールからグロコード・メダリオンソールに変更されました。現行のフラットボックスと同じソールですね。
このソールは歩行時の足の返りも良く、グリップも結構効くので季節問わず履くことができるかと思います。
ハトメ上部にもフラットボックス同様にスピードフックが採用されました。
ただ、僕もフラットボックスを履いていて感じていたのですが、最初から付けられているワックス加工が施された平紐はかっこいいけどスピードフックに引っ掛けにくくて、取れやすいのが難点でした。
しかし…
なんと今回は付属でタスランレースも付いてきます!これならスピードフック引っ掛けにくい問題も解決しそうです。
ラストは従来の8番ラストから224番ラストへ変更。かつて、ベックマンチャッカやベックマンオックスフォードに採用されていた専用のもの。レッドウィング曰く、8番ラストは日本では大人気だったけど、ゴリゴリのワークなラストだったので、今回はよりクラシックに様々なコーディネートに落とし込めるようにしたとのこと。
確かに8番ラストよりも細身でシュッとした作りに見えますね。シンプルにかっこいいです。
甲が低くて、幅も少し狭い作りなので、8番ラストの感覚のまま履いてしまうとサイズが合わない可能性があります。ハーフサイズかワンサイズ上げて履くのがちょうど良いかもしれません。
カラーは一番人気だったブラックチェリーを筆頭にブラック、シガーの三色展開。
それぞれ深みのある良い経年変化をしていきそうなので、どれにしようか迷いますね…。
MOONLOIDでは9月4日(水)深夜0時から一斉発売いたします。
熾烈な争奪戦になることが予想されますし、12月からは本作も昨今の物価高騰の煽りを受けて値上げが決定されていますので気にされていた方はお早めの購入をおすすめいたします。
fujimori
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