【自分に合ったダウンを選ぼう!】NANGAダウンアイテム総まとめ

北海道も初雪が観測され、冬の訪れを感じる季節となってきました。本州各地域にお住まいの方もそろそろ冬支度をしようかなと思い始めているのではないでしょうか。今回は日本屈指のダウンメーカーとして名を馳せるNANGA(ナンガ)にクローズアップします。ひとえにNANGAのダウンアイテムといっても種類はさまざま。きっとNANGAを最近知った方だったり、今年は念願のNANGAダウンを買うぞと心に決めている方だったりすると、たくさんあり過ぎて自分はどれを選ぶのが良いんだろう…と悩んでしまうと思います。実際、僕も当初はあまりの種類の多さにびっくりした経験があります。まずはどんなダウンがあるのかを知っていただきながら、自身のライフスタイルに合った物を見つけてみてください。

目次

NANGAダウンを分類すると…

NANGAのダウン製品は大まかに分けると【AURORA-TEXシリーズ】【HINOCシリーズ】【USシリーズ】の三種類に分類することができます。それぞれ仕様が異なるので、順を追って詳しく見てみましょう。

AURORA-TEXシリーズ

AURORA-TEXシリーズはNANGA独自の防水透湿素材であるAURORA-TEXを使用した機能性ダウンウェア。防水・撥水・防風はもちろん、透湿性も兼ね備えているので着用時の不快な湿気は外に逃がしてくれる画期的な素材です。それを使用した代表的なアイテムがこちら。

いつでもどこでもちょうどいいをコンセプトにシティユースからアウトドアまで幅広く対応するNANGAのフラッグシップモデルです。NANGAのダウンを買うならまずはコレです。ダウンジャケットって重たいよね?というイメージをお持ちの方もいると思いますが、羽織るとその考えが見事に覆されます。「軽っ!!」と思わず声が出るほどです。そして何より暖かい。よほど寒がりな方や極寒地域に身を置く方でない限り、これ一枚で十分です。

AURORA TEX KIDS DOWN JACKET

今シーズンからはキッズダウンも登場しました。スペックは大人顔負け仕様ですが、お子さんでも使いやすいように細かな配慮もされたマストバイなアイテムとなっております!

AURORA TEX DOWN JACKET IBUKI

AURORA-TEX DOWN JACKETにはアップグレードモデルも存在します。その名もIBUKI(イブキ)。
大まかなスペックこそ定番モデルと変わりませんが、何が違うかというと一番はよりダウンの保温性を実感できるようにしていること。身体ダウンと身体の間に隙間ができてしまうと、そこから冷気が侵入して寒くなってしまいます。それを極力なくすように脇下にダウンパックが追加されていたり、キルトの構造を変更していたりします。せっかく買うならこだわりたいなという方にはオススメです。

AURORA-TEXの上位グレードとして、軽量極暖にこだわったAURORA TEX LIGHT DOWN JACKET羽織った瞬間はまるで羽毛布団に包まれているような感覚です。“着る寝袋”という言葉がピッタリくるモデルになっています。極寒地域にお住まいの方やフィールドで作業やお仕事をされる方、とにかく暖かいダウンジャケットをお求めの方にはこちらがおすすめ。NANGAといえば寝袋ですが、その寝袋の構造をダウンジャケットに落とし込んだ構造となっていて、ダウンを知り尽くしたNANGAだからこそできるハイスペックなアウターです。

フードはあまり使わないんだよねぇという方や車移動が多い地域にお住まいの方におすすめなのが、スタンドカラータイプ。ネックにもしっかりダウンが充填されているので巻物要らずで暖かいです。今シーズンはベストタイプも新登場!レイヤードもしやすく、長いシーズン活躍間違いなし。

ショート丈よりもロング丈が欲しいなという方、特に女性であれば長い丈の方が安心という方も多いでしょう。メンズのフィールドハーフコートはミリタリー由来のデザインが男心くすぐります。レディースはIラインシルエットが特徴的なすっきりと着こなせるハーフコートです。フードも取り外しができるのも便利。女性がメンズモデルを着て甘辛く着こなすのも可愛いと思います!

HINOCシリーズ

AURORA-TEXと並ぶ、難燃素材を使用したNANGAの定番ダウンシリーズです。生地自体も頑丈でガシガシタフに使えるのでアウトドアはもちろん、タウンユースでもヘビロテ間違いなしです。

HINOC素材を使用したダウンジャケット。アウトドア仕様らしく、ギミックが盛りだくさんでポケット収納がとても多い!タウンユースで使うなら、男性はカバンいらずでお出かけできると思います。この難燃生地は撥水性こそあれども、防水性はありません。しかし、中に使用されている羽毛がUDD(ウルトラドライダウン)と呼ばれる羽毛自体に撥水加工を施したダウンなので、生地から水が染み込んだとしても羽毛の嵩が減ってしまうことを防いでくれます。冬を暖かく、楽しく過ごすためのダウンジャケットを探している方なら、このHINOC DOWN JACKETを選ぶべきでしょう。

HINOC DOWN VEST

HINOCシリーズにも今シーズンから新たにダウンベストが登場しました。ベストタイプも前身頃に5つのポケットを配しており、ジャケットのディテールを活かした使いやすいベストに仕上がっています。ダウンジャケットほどヘビーさは感じないので、気軽に羽織りやすいです。

USシリーズ

NANGAがアメリカを中心に海外へ向けて展開していたものがUSシリーズ。USシリーズは定番モデルとは一味違ったユニークさが持ち味で、街にも馴染みやすいものが多いです。その中から特に人気の二型をご紹介。

MAZENO RIDGE JACKET

程よいボリュームと暖かさで近年人気を集めているのがこちらのマゼノリッジジャケット。特徴的なキルトデザインが印象的でストリートシーンでも映えそうです。見た目もさることながら、防寒力も十分。スタンドカラーながら襟にもダウンをたっぷり充填しているし、裾もシャーリングゴム仕様になっているので、下からの冷気の侵入も防ぐことができます。また、羽毛は撥水加工ダウンであるUDDを使用しているのも安心ポイント。

NORTHERN LIGHTS DOWN JACKET

開発期間に三年の歳月を費やしてようやく完成した、ブランド最高クラスの保温性を誇るノーザンライトダウンジャケット。個人的にはAURORA-TEX LIGHTのMIKAMIよりも着た時の羽毛に包まれる感じが強くて、とにかく暖かくて着心地が良いダウンジャケットだと感じています。裏地とフードの配色の切り返しがアメリカンライクでコーディネートのアクセントになってくれます。マゼノリッジジャケット同様、裾にはシャーリングゴムがついていてジップを閉めると、かなりボリューム感を感じるシルエットに変化します。この独特のシルエットにファンも多いです。暖かさだけでなく、シルエットにも変化をつけたい方にはぜひ一度着てみてもらいたいダウンジャケットです。

保温性・目的別のダウンジャケットチャート表

これまで種類別に各ダウンジャケットを紹介してきましたが、あくまで僕の個人的見解の域を出ません。
そのため、NANGA公式が推奨する保温性・目的別に応じたダウンジャケットチャート表も併せてご紹介します。

こちらも一緒に見ていただきながら、自分にマッチしたダウンジャケットを探してみてはいかがでしょうか。

サイズ感などでお悩みの方は当店スタッフがご相談に応じますので、お気軽にお問い合わせください。
NANGAのダウンで楽しい冬を過ごしましょう!!

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