GRAMICCI SHORT | Styled for Summer

目次

INTRODUCTION

グラミチのショーツには毎年変わらず登場する定番モデルもあれば、仕様や素材を少しずつ変えながら展開されるモデルもあります。

「どれも似て見えるけど、どう違うんだろう?」

そんな声に応えるべく、今回は取り扱い中の4モデルをピックアップして、それぞれの特徴や着こなしをご紹介します。

どれを選ぶか迷っている方にも、すでに何本か持っている方にも、次の一本を選ぶヒントとして読んでいただけたら嬉しいです。


G-SHORT


グラミチのショーツを選ぶとき、最初に手に取る人が多いのがこのモデル。

裾幅はやや広め、丈は短すぎず長すぎない絶妙なバランスで、どんなトップスとも合わせやすく仕上がっています。

シンプルなベルト仕様にジップのないフロントなど、クライミング由来のクラシックなディテールもそのまま。

迷ったときに頼れる、そんな安心感のある一本です。


STYLE SAMPLE


肩の力を抜いて、ちょっとそこまで出かけたくなるような空気感。

アウトドアでも家でもこのくらいがちょうどいい。

機能性のあるTシャツや抜け感のあるサンダルで、ゆるくてもだらしなく見えないように。

丸みのあるショーツのシルエットがスタイル全体に柔らかさを加えてくれる。


G-SHORT PIGMENT DYED


ピグメント加工による、くすんだような風合いが印象的。

ベースはGショーツなのでシルエットや履き心地はそのままに、ほんのりヴィンテージ感を加えた一本です。

色の出方に奥行きがある分、シンプルなコーディネートにも自然と雰囲気が出るのがうれしいところ。

定番とは少し違うニュアンスを楽しみたいときに。


STYLE SAMPLE


ピグメント加工のショーツはそれだけでこなれた雰囲気が漂う一本。

白の無地Tで褪せた色味を引き立てつつ、カレッジモチーフのベースボールシャツを重ねて、ストリートに寄せすぎない抜け感を意識。

足元には細身のスエードスニーカーを合わせて、ラフになりすぎず程よく締まった印象に。

スケータースタイルと聞くとハードルが高く感じるかもしれないけれど、この組み合わせなら初めての人でも自然に取り入れやすい。

気負わず楽しめる大人のストリートスタイル。


GADGET SHORT


大きめのパッチポケットが目を引く、少しギミック感のある一本。

丈感はGショーツと近いけれど、やや細身で全体にすっきりとしたシルエットです。

素材にはベースにオーガニックツイル、ポケット部分に丈夫なキャンバス地を使用。

穿きこむごとにそれぞれの生地が違った表情に変わっていくのも魅力です。

右ポケット脇にはカラビナなどを引っ掛けられるループ付きのウェビングテープも付属。

街でもフィールドでも、しっかり使える一本です。


STYLE SAMPLE


インナーには吸湿性に優れたアメリヤスのメリノウールT、上から重ねたSouth2 West8のカモ柄メッシュシャツは防虫性と通気性を兼ね備えた実用派。

黒インナーを選ぶことでメッシュのプリントがしっかり浮かび上がり、機能だけでなく見た目にも抜かりない。

色味は上下ともアースカラーで統一しているので、派手すぎず、自然とまとまりが生まれる。

足元にはレッドウィングのブーツを合わせて重さとタフさをプラス。

フィールドでも街でも成立する完成度の高いレイヤードスタイル。


NYLON PACKABLE G-SHORT


撥水性と速乾性を備えたナイロン素材で水辺でも街でも頼れる一本。

風も通しにくく、少し肌寒い朝晩や川辺でも快適に過ごせます。

製品洗いによる自然なワッシャー感があり、いかにもなスポーツ感ではなく、程よく力の抜けた表情。

使わないときは小さく畳んでポケットにしまえるのも夏の旅にはうれしいポイント。


STYLE SAMPLE


クロシェ編みのポロシャツとナイロンショーツ。

一見アンマッチにも思える組み合わせだけれど、それぞれの軽さや清涼感が共鳴し、程よい抜け感を演出。

ナイロンショーツのスポーティな雰囲気にポロシャツのクラフト感が絶妙にハマる。

レザーのサンダルと彫りの入ったネックレスで大人の余裕を添えて。

シンプルな中にも質感やシルエットで遊べる、リゾート気分をまとったスタイル。


ENDING

モデルごとに異なる個性があり、使うシーンやスタイルに合わせて選ぶ楽しさがあります。

どれか一つを選んでもいいし、用途ごとに揃えてみても面白い。

気がつけば、ついもう一本…なんてこともあるかもしれません。

この夏、自分らしい一本と出会えますように。



目次