
本特集ではNANGA WHITE LABEL 2025年シーズンに展開されている全モデルを対象に、羽毛量や仕様といった数値情報だけでなく、想定されている使用シーンや役割の違いを整理しています。
厳冬期を迎えるこれからの時期に、どのモデルがどんな生活に向いているのか、その違いを改めて確認できる内容としてまとめました。
初めてNANGA WHITE LABELを選ぶ方はもちろん、すでに着用経験のある方にとっても、モデルごとの立ち位置を見直すひとつの指針としてご覧いただければ幸いです。
NANGA WHITE LABELが採用する羽毛について


NANGA WHITE LABELでは、中綿に900FP以上のハンガリー産シルバーグースダウンを採用しています。フィルパワーは羽毛がどれだけ膨らみ、空気を含む力があるかを示す指標で、一般的には600FP以上で高品質とされます。その中で900FPを超える羽毛は非常に希少で、同じ暖かさを得るために必要な量を抑えられる点が大きな特徴です。
羽毛量を抑えられるということは、単に軽くなるだけでなく、着用時の動きやすさや、長時間着続けたときの疲れにくさにも直結します。NANGA WHITE LABELのダウンが「暖かいのに重さを感じにくい」と言われる理由は、この高いフィルパワーを持つ羽毛を前提に設計されているからです。
使用される羽毛は、日本国内で洗浄工程を行い、高温とオゾンによる殺菌処理、防菌防臭加工を施したもののみを厳選しています。これは、ダウン特有の匂いや経年使用による劣化を抑えるための工程であり、日常着として長く使うことを前提としているためです。
ULTRA DRY DOWN(UDD)の仕様と役割
ダウンの弱点は、水分を含むことでロフトが潰れ、保温力が大きく低下してしまう点にあります。ULTRA DRY DOWNは、その弱点を補うため、羽毛一本一本に超撥水加工を施したダウンです。
この加工により、雨や雪、湿気の影響を受けにくく、濡れた環境でも羽毛が水を吸い込みにくくなります。結果としてロフトが保たれ、暖かさが安定しやすい状態を維持できます。特に、降雪や湿度の影響を受けやすい北海道の冬では、UDDの効果を体感できる場面が多く、NANGA WHITE LABELの着用感を支える重要な要素となっています。
また、羽毛自体が水を含みにくいため、乾きやすさにも優れています。これは、連日の着用や、雪が付着しやすい環境で使う際の実用性にもつながるポイントです。
防水透湿生地の仕様について
表地には、防水性と透湿性を両立した2.5レイヤー素材を採用しています。耐水圧は20,000mm以上、透湿性は42,265g/m²/24hという数値を備え、雨や雪を防ぎながら、衣服内にこもった湿気を外へ逃がす性能を持っています。
防寒着においては、外からの冷気を遮断する性能だけでなく、内部の蒸れをいかにコントロールできるかが着心地を大きく左右します。NANGA WHITE LABELのダウンが、寒い屋外から暖房の効いた屋内へ移動しても不快になりにくいのは、この防水透湿性能が前提として組み込まれているためです。
撥水性能も備えており、降り始めの雪や小雨程度であれば表面で水を弾き、内部への浸水を防ぎます。風を遮る防風性とあわせて、厳冬期の外気から体を守る外殻としての役割を担っています。
生地設計と裏地仕様について


表地のナイロン素材は、軽量性を重視しながらも、リップストップ構造による引き裂き強度を確保しています。さらにストレッチ性を持たせることで、着用時の動きやすさや、ダウン特有の突っ張り感を抑えています。袖を通した瞬間に感じる軽さや、体の動きに自然に追従する感覚は、この生地設計によるものです。
裏地には、帯電防止機能と耐久撥水加工を施した素材を使用しています。冬場に起こりやすい静電気を抑えることで、着脱時の不快感を軽減すると同時に、インナーへのまとわりつきを防ぎます。また、汚れが付着しにくく、付いた場合でも拭き取りやすい仕様は、日常着としての扱いやすさを高めています。
ダウンジャケットが年々高騰している理由
近年、ダウンジャケット全体の価格が上昇している背景には、原材料と製造工程の変化があります。特に、高品質なグースダウンは世界的に需要が高まる一方で、供給量が限られており、原料価格は年々上昇しています。900FPクラスの羽毛はさらに希少で、安定して確保すること自体が難しくなっています。
加えて、防水透湿素材や撥水加工、帯電防止加工といった機能素材は、従来のシンプルなナイロン生地と比べてコストが高く、製造工程も複雑です。縫製や品質管理にかかる人件費の上昇、為替の影響も含め、製品価格は構造的に下がりにくい状況が続いています。
今が「買い時」と言える理由
ダウンジャケットは、消耗品というよりも、長く使い続けるための装備に近い存在です。素材や仕様に妥協のないモデルほど、今後さらにコストが上がる可能性はあっても、大きく値下がりすることは考えにくいのが現実です。
古着のように後から同じ条件で出会えるものではないからこそ、必要だと感じたタイミングが最も納得できる買い時とも言えます。今の価格は、将来振り返ったときに「まだ手の届く時期だった」と思えるラインである可能性も十分にあるでしょう。
【Question】NANGA WHITE LABELの暖かさはどれくらい?
Q: NANGA WHITE LABELの暖かさって、実際どんな感じなの?
A: モデルにもよりますが、最も保温性を重視した「最強ダウン」クラスになると、北海道の厳冬期でも非常に高い防寒性を発揮します。短時間の外出であれば、厚手のインナーを重ねなくても十分に暖かく感じられる場面が多く、真冬の生活の中でも安心感のある着用感です。北海道では室内が暖かい環境も多いため、屋内外の移動を前提とした使い方でも過不足を感じにくいのが特徴です。
Q: ダウンパーカやダウンジャケットは、どのくらいの気温帯で活躍しますか?
A: 日常使いでは、5度前後から氷点下5度程度までが快適に着用しやすい目安です。さらに気温が下がる場合でも、インナーを調整することで対応できる余地があります。関東圏や積雪の少ない地域であれば、真冬のメインアウターとしてシーズンを通して使いやすいモデルです。
Q: TYPE4(ダウンベスト)は、真冬でも使えますか?
A: TYPE4は、秋口から着用できる汎用性の高さが魅力ですが、胴体と首元をしっかり保温できる設計のため、一般的なダウンベストよりも防寒性は高めです。実際に、北海道の冬でも車移動を中心とした生活では問題なく使えたという声があり、重ね着次第では氷点下前後の環境でも快適に着用できます。
Q: ダウンカーディガンは、どんな時期に着るのがおすすめ?
A: 秋口の気温が下がり始める時期から着用でき、春先の寒暖差がある季節まで長く活躍します。冬本番にはインナーダウンとして使いやすく、車移動が多い方や重ね着を前提にしたスタイルでは、シーズンを通して登場頻度の高い一着になります。
Q: スケルトンアノラックは、どんな特徴がありますか?
A: 北海道の冬にも対応できる保温性を備えながら、軽さと見た目のバランスに優れているのが特徴です。ボリューム感を抑えた設計のため、秋から春先まで気軽に羽織れるアウターとして使いやすく、長い期間活躍します。
【これでわかる】NANGA WHITE LABELの羽毛充填量一覧

NANGA WHITE LABELの各モデルは、羽毛の充填量に違いがありますが、実際の暖かさは単純に数値だけで決まるものではありません。着用してみると、モデルごとに想定された使い方や設計の違いが、体感温度として現れていることが分かります。
よくある質問として、「最強ダウンジャケットTYPE3は、TYPE1やTYPE2に比べて充填量が少ないため寒いのではないか」と聞かれることがあります。実際に着用してみると、この差は主にフード部分の羽毛量の違いによるもので、胴体まわりの保温性に大きな差を感じる場面は多くありません。
そのため、体感としての暖かさはTYPE3もTYPE1・TYPE2と同等と感じられる場面が多く、違いとして意識されるのは、防寒性そのものよりもディテールや着用時のバランスです。フードの有無や首元の設計によって、使い勝手や印象が変わるという捉え方が近いでしょう。
この考え方は、ダウンパーカとダウンジャケットの関係にも共通しています。羽毛量の数字だけを見ると差があるように見えても、実際の着用シーンでは設計や着丈、重ね着との相性によって暖かさの感じ方は変わります。数値はあくまで目安として捉え、自分の生活スタイルに合ったモデルを選ぶことが重要です。
2025展開モデル全8型を改めて深堀り
最強ダウンジャケット TYPE1


NANGA WHITE LABELのラインナップの中で、もっとも基本となるモデルが最強ダウンジャケット TYPE1です。羽毛充填量はMサイズ平均で246g。シリーズの中でも高い保温力を備えながら、過度な個性を持たせない設計が特徴です。
実際に着用してみると、寒さの厳しい環境でも体を包み込むような安定感があり、気温や行動量をあまり気にせず着続けられる安心感があります。極端に軽さやシャープさを追うのではなく、「しっかり暖かい」というダウンジャケットに求められる役割を、最も素直な形で体現しているモデルです。
デザインは非常にオーソドックスで、いわゆるダウンジャケットの王道的なシルエット。主張しすぎないミニマルな佇まいは、流行やスタイルを選ばず、毎冬自然と手に取る一着として長く使い続けやすいバランスに仕上がっています。
仕様面では、取り外し可能なダウン襟をTYPE2と共通で採用し、フロントのシークレットポケットはTYPE3・TYPE4にも引き継がれています。防水透湿素材を使用しているため、雪や風を伴う天候でも着用シーンを選びにくく、北海道の冬を想定したWHITE LABELらしい実用性が感じられます。
TYPE1は、シリーズの基準点ともいえる存在です。どのモデルを選ぶか迷ったときに立ち戻ることができる一着であり、NANGA WHITE LABELの考える「最強ダウン」の基準を知るうえでも最も分かりやすいモデルといえるでしょう。
こんな方におすすめ
・寒さの厳しい環境でも安心できる防寒力を重視したい方
・シンプルで長く使えるダウンジャケットを探している方
・雪や風のある天候でも着用できる実用性を求める方
・NANGA WHITE LABELの最強ダウンを初めて選ぶ方
・モデル選びに迷っており、まず基準となる一着を押さえたい方
最強ダウンジャケット TYPE2


最強ダウンジャケット TYPE2は、ダウンジャケットにダブル仕様を取り入れるという発想から生まれたモデルです。羽毛充填量はMサイズ平均で248g。TYPE1と同等クラスの保温力を持ちながら、着用時の印象と使い勝手に明確な違いがあります。
実際に着てみるとまず感じるのは、前合わせの深さと包み込まれるような安心感です。ダブル仕様ならではの重なりが冷気の侵入を抑え、風の強い日でも体感温度が安定しやすく、屋外での滞在時間が長い場面ほどその効果を実感しやすい設計になっています。
着丈はシリーズの中でも長めに設定されており、ちょうどヒップが隠れるバランス。立った状態だけでなく、座ったときや前かがみになったときにも背中や腰まわりが露出しにくく、冷えやすい部分をしっかりカバーしてくれます。通勤時の待ち時間や自転車・バイクでの移動など、風を受けやすいシーンでは特に心強さを感じられるモデルです。
取り外し可能なダウン襟はTYPE1と共通仕様で、首元までしっかりと保温できるのも特徴です。フードとは異なり、視界や動きを妨げにくいため、街中での着用やスーツの上から羽織る場面でも扱いやすく、実用性と見た目のバランスが取れています。
TYPE2は、防寒性を最優先しつつ、デザインにも個性を持たせたい方に向いた一着です。シンプルなTYPE1とは違い、着たときにしっかりと存在感があり、寒さ対策とスタイルの両立を求める人に選ばれています。
こんな方におすすめ
・防寒性を重視しつつ、デザイン性も妥協したくない方
・ヒップまで覆う着丈で、安心感のある着心地を求める方
・通勤や通学など、屋外にいる時間が長い生活スタイルの方
・真冬に自転車やバイクへ乗る機会がある方
最強ダウンジャケット TYPE3


最強ダウンジャケット TYPE3は、フードのないスタンドカラー仕様を前提に設計されたモデルです。ベースとなっているのはTYPE1で、羽毛充填量はMサイズ平均で234g。数値だけを見るとTYPE1・TYPE2よりやや控えめですが、着用してみると防寒性に不足を感じる場面は多くありません。
フードを持たない代わりに、襟元は高めに設計されており、首まわりをしっかりと包み込む構造になっています。実際に着てみると、冷気が入り込みやすい首元が安定し、マフラーやネックウォーマーに頼らなくても暖かさを保ちやすいのが特徴です。フード付きアウターにありがちな重さや揺れがないため、着用中のストレスが少なく、軽快に感じられます。
特に車移動が多い生活スタイルでは、その快適さが際立ちます。フードがシートや首の後ろに干渉せず、乗り降りの動作もスムーズ。屋内外の出入りが多い場面でも扱いやすく、「着ている時間が長くなる」タイプの最強ダウンといえます。
また、前後の着丈を揃えたフラットなシルエットは、インナーとの相性が良く、パーカーやスウェットを合わせたレイヤードスタイルにも自然に馴染みます。TYPE1譲りのシークレットポケットも備えており、機能面でも不便さは感じにくい設計です。
TYPE3は、フード付きであることを前提としない人に向けた選択肢です。最強ダウンの保温力をベースにしながら、日常動作の快適さや着回しやすさを重視したモデルとして位置付けられています。
こんな方におすすめ
・フードを使う機会は少ないが、防寒性はしっかり確保したい方
・ニットキャップや帽子を合わせるスタイルが多い方
・車移動が中心で、首元まで暖かく快適に着られるダウンを求める方
・パーカーなどを重ねたレイヤードスタイルを楽しみたい方
最強ダウンジャケット TYPE4


最強ダウンジャケット TYPE4は、最強ダウンの系譜を継ぐ一着として設計されたダウンベストです。ベースはTYPE3で、羽毛充填量はMサイズ平均で175g。ベストタイプとしては高い充填量を備えており、数値から見ても一般的なダウンベストとは一線を画しています。
実際に着用してみると、胴体部分を集中的に温める設計が効いており、想像以上に保温性が高く感じられます。腕を覆わない分、体の中心部に熱がこもりやすく、寒さを感じやすいシーンでも意外な安心感があります。フードや取り外し式のダウン襟は備えていませんが、その分、着用時の軽さと動きやすさが際立ちます。
シルエットは身幅をやや広めに、着丈を短めに設定。重ね着を前提とした設計のため、シャツやスウェット、パーカーの上からでも無理なく合わせることができ、ボトムスとのバランスも取りやすくなっています。襟元はTYPE3よりやや低めに設計されており、首まわりの圧迫感が少なく、インナーとの干渉も起こりにくい仕様です。
また、フロントにはTYPE1・TYPE3と同様にシークレットポケットを搭載。アウターの上から羽織るスタイルにも対応しやすく、屋外と屋内を行き来する場面や、長時間着用するシーンでも快適さを保ちやすいモデルです。
TYPE4は、防寒性を犠牲にせず、着こなしの幅を広げたい人に向けた最強ダウンです。これまでのダウンベストでは物足りなさを感じていた方にこそ、その体感の違いが分かりやすい一着といえるでしょう。
こんな方におすすめ
・ダウンベストでもしっかりとした防寒性を求める方
・重ね着やレイヤードを前提にスタイルを組みたい方
・肩まわりの動かしやすさや長時間の快適さを重視する方
・一般的なダウンベストでは暖かさに満足できなかった方
ダウンパーカ


ダウンパーカは、「日常で最も着やすい防寒着」というコンセプトのもとに設計されたモデルです。羽毛充填量はMサイズ平均で125gと、最強ダウンジャケットのおよそ半分ですが、実際に着用してみると真冬用ジャケットとして十分な防寒力を備えていることが分かります。
都市部での生活では、屋外の寒さと屋内の強い暖房との温度差が大きく、重すぎるダウンだと暑さを感じてしまう場面も少なくありません。ダウンパーカはその点でバランスが良く、外ではしっかり暖かく、室内に入っても不快になりにくい着用感が特徴です。長時間着続けることを前提とした設計が、体感としての快適さにつながっています。
ダウンパックのステッチ幅を細かくすることで、シルエットはすっきりとした印象に仕上げられています。ダウン特有のボリューム感を抑えつつ、必要な保温力を確保しているため、着ぶくれしにくく、街中でも自然に馴染みます。アウトドア寄りになりすぎない見た目は、日常着としての使いやすさを高めています。
ダウンパーカは、防寒性を確保しながらも軽さや見た目のバランスを重視したモデルです。最強ダウンほどの保温力までは必要としないものの、質の高いダウンを日常的に取り入れたい方にとって、非常に扱いやすい一着といえるでしょう。
こんな方におすすめ
・最強ダウンほどの防寒性能は必要ないが、高品質なダウンを求める方
・軽くて着ぶくれしにくいシルエットを重視する方
・都市部に住んでおり、屋外に長時間いることが少ない生活スタイルの方
・ヒップが隠れる丈感で、バランスよく着られるダウンを探している方
ダウンジャケット


ダウンジャケットは、「日常で最も着やすい防寒着」という考え方から生まれたモデルです。羽毛充填量はMサイズ平均で110gと、最強ダウンに比べれば控えめですが、実際に着用してみると真冬用ジャケットとして十分な防寒力を備えていることが分かります。重さやボリュームを抑えながら、必要な暖かさをしっかり確保している点が特徴です。
フードを省いたスタンダードなデザインは、着用時の軽さと扱いやすさにつながっています。襟元は高すぎない設計のため、マフラーやストールなどの巻物とも合わせやすく、スタイリングの幅が広がります。屋内外の出入りが多い日常の中でも、過不足を感じにくいバランスです。
前後の着丈を揃えたフラットなシルエットは、ボトムスとの相性が良く、パンツの種類を選びにくいのもポイントです。ダウン特有の主張が強すぎないため、カジュアルにもきれいめにも馴染みやすく、日常着としての登場頻度が高くなります。
ダウンパーカと比較されることの多いモデルですが、防寒力そのものはほぼ同等です。フード付きか、フードなしで巻物を合わせたいかといった生活スタイルや好みによって選ぶのが、最も分かりやすい基準といえるでしょう。
こんな方におすすめ
・フードなしで、ちょうど良い厚みと防寒力を備えたダウンを探している方
・都市部での生活が中心で、長時間屋外にいる機会が少ない方
・マフラーやストールなど、巻物とのコーディネートを楽しみたい方
・シンプルでベーシックなデザインを長く愛用したい方
ダウンカーディガン


ダウンカーディガンは、北海道のように真夏を除く長い期間で防寒対策が必要となる環境を前提に生まれたモデルです。羽毛充填量はMサイズ平均で52gと軽量ですが、900FP以上のシルバーグースダウンを使用することで、数値以上の暖かさと快適さを備えています。
実際に着用してみると、軽さと保温性のバランスが非常に良く、体に負担をかけずに着続けられるのが特徴です。春や秋にはアウターとして単体で使え、冬にはコートやシェルの下に重ねるインナーとして活躍します。スタッフの着用期間が最も長いモデルという点からも、登場頻度の高さがうかがえます。
首元はスナップボタン仕様で、クルーネックとVネックを切り替えられるため、インナーとして着たときにも首まわりがもたつきにくく、合わせるアウターを選びません。フロントには斜めに配置された止水ジップポケットを備えており、リュックのストラップと干渉しにくい設計になっています。細かな部分まで、日常使いを想定した配慮が感じられる仕様です。
ダウンカーディガンは、防寒着としてだけでなく、体温調整のための一枚としても非常に扱いやすい存在です。着こなしや季節を限定せず、長いシーズンにわたって頼れる一着として、NANGA WHITE LABELのラインナップの中でも独自の立ち位置を持っています。
こんな方におすすめ
・一般的なインナーダウンでは物足りなさを感じている方
・秋から春まで、長い期間で使えるダウンを探している方
・車移動が多く、軽くてかさばらない防寒着を求める方
・シャツやパーカーなどとのレイヤードを楽しみたい方
・NANGA WHITE LABELを初めて選ぶ一着として検討している方
スケルトンアノラック

スケルトンアノラックは、2018年の登場時に大きな反響を呼んだモデルが、NANGA WHITE LABELのラインナップに再び加わった一着です。羽毛充填量はMサイズ平均で150g。900FP以上のシルバーグースダウンを使用し、真冬にも対応できる保温性を備えながら、驚くほど軽い着用感を実現しています。
実際に着用してみると、まず感じるのはダウンを着ているとは思えないほどの軽さです。体を覆う感覚が非常に軽快で、重さによるストレスをほとんど感じません。それでいて、冷えやすい環境でもしっかりと暖かさを保ち、「軽いのに寒くない」という感覚がはっきりと伝わってきます。
表地には、NANGA WHITE LABEL史上最薄となる7×5Dミニリップストップナイロンを採用しています。透け感のある素材を用いることで、羽毛の膨らみや質感を視覚的にも楽しめるのが、このモデルならではの特徴です。ダウンパックを設けず、縫製を極力ミニマルにすることで軽量化を徹底し、素材と羽毛そのものの存在感を際立たせています。
アノラック仕様と大きなカンガルーポケットを備えることで、軽さを追求しながらも実用性はしっかり確保されています。アウトドアでも街でも着用しやすく、機能とデザインのバランスが取れた仕上がりです。
スケルトンアノラックは、防寒着でありながら、羽毛を「纏う感覚」そのものを楽しめる特別な一着です。軽さと暖かさ、そして遊び心を同時に体感したい方に向けた、NANGA WHITE LABELならではの提案といえるでしょう。
こんな方におすすめ
・人と被りにくい、特別感のあるダウンを探している方
・軽さと暖かさを高い次元で両立した着心地を体感したい方
・透け感というデザイン性を楽しみたい方
・アウトドアでも街でも存在感のあるスタイルを求める方
NANGA WHITE LABELを選ぶ理由
ここまで、NANGA WHITE LABELの各モデルについて、実際の着用感を軸に、羽毛の質や充填量、防水透湿生地、ULTRA DRY DOWNといった仕様面を含めて整理してきました。このシリーズが支持されている理由は、単に数値やスペックが高いからではありません。日常の中で着続けることを前提に、ひとつひとつの要素が現実的なバランスで設計されている点にあります。
900FP以上のシルバーグースダウン、濡れに強いULTRA DRY DOWN、防水透湿素材といった高性能な要素は、それ自体が目的ではなく、冬の生活を快適に過ごすための手段として組み合わされています。極端に重くもなく、軽すぎて不安になることもない。その中間を丁寧に突き詰めていることが、NANGA WHITE LABELの着用感につながっています。
近年、ダウンジャケットの価格は年々上昇しています。高品質な羽毛の希少性、機能素材のコスト増、製造環境の変化を考えると、この流れが大きく変わる可能性は高くありません。だからこそダウンは、いつか買うものではなく、必要だと感じたときに選ぶものへと変わりつつあります。
NANGA WHITE LABELは、流行や一時的なスペック競争を追いかけるためのダウンではありません。毎年の冬をどう過ごすか、その積み重ねの中で選ばれる一着です。自分の生活に合ったモデルを選び、納得して手に入れたダウンは、結果として長く使い続けることになります。
欲しいと思ったときが、その人にとっての買い時。今の選択が、数年後の冬に「あのとき選んで良かった」と思えるものであるなら、NANGA WHITE LABELはその理由にきちんと応えてくれるはずです。
fujimori
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