ANATOMCA×ミリタリー×レディース＝黄金バランス

こんにちは！kaiです！

女性のみなさん、普段、どんな基準でパンツを選んでいますか？

実は、私、スカートよりも断然パンツ派なのでちょっとしたこだわりがあります。

まず1つめがシルエットが美しいこと。

シルエットの美しさは縫製技術だったり、綿密な計算が必要だったりするので、心から満足できるシルエットのパンツはなかなか無いと思います。

商品単体で見るとよく見えても、立体的なシルエットを計算されていないものは穿いた時に違和感が出てしまうので、いかに穿いた時にキレイなシルエットが出ているかが私にとっては大事なポイントです！

そして2つめが背景。

例えば、生地やジッパーなどのパーツ。

これがそのパンツのルーツとかけ離れていると、途端に安っぽくなってしまう。

1つ1つのアイテムが醸し出す風格は、ディテールの積み重ねだと思っているので、この作りこみがされているかどうかは最重要です。

特にレディースのパンツだと、シルエットを重視しているものはたくさんあるのですが、ディテールまで時代背景に合わせて作りこんでいるものって、本当に少ない。

そんな私が、完全にヤラレタのがANATOMICA（アナトミカ）のNAM PANTS（ナムパンツ）です。

ANATOMICAと言えば、マリリン・モンローが愛用していた
Levi’s 701 をモチーフとしたその名も 618 MARILYN 1（マリリン1）や、テーパードをガッツリ効かせた 618 MARILYN 2（マリリン2）を思い浮かべる方も多いはず。

もともとメンズアイテムがメインだったANATOMICAのレディースパンツがアパレル業界が騒然とするほどの大ヒットアイテムとなったのは、その計算されたシルエットの美しさと、やり過ぎとも思えるディテールへのこだわりからなのですが、このNAM PANTSはそれ以上かもしれません。

618 MARILYN 1 についてはコチラ

618 MARILYN 2 についてはコチラ

そもそもこのNAM PANTS、ベトナム戦争時にアメリカ軍が穿いていたユーティリティパンツをモチーフとしたもの。

ガッツリ、ミリタリーパンツです。

それなのに、全く野暮ったくないんです。

それどころか、シルエットも全体的な雰囲気も女性らしく、上品に仕上がっているのがANATOMICAならでは。

特に注目したいのが、ウエストからヒップにかけてのシルエット。 
ウエストからヒップの頂点にかけてはすっきりとややタイトめで、くびれをキレイに見せてくれる。 
バックの腰部分だけでなく、フロントのウエスト部分にもタックが2つずつ入っているから、平たんにならず立体的。 
このシルエットがとにかく秀逸で、単にくびれを強調する訳ではなくスッキリとまとまっているのがポイントなんです。 

ヒップの頂点から太ももにかけてはややゆとりのあるシルエット。 
ヒップはポケットを無くし、タックのシルエットを活かすデザインに。 

反対に太ももにはボリューム感のあるマチ付きポケットを配置し、ハリが目立たない様に なっています。

股上は深く、裾に向かって緩やかにテーパードして いるからスッキリとバランスも良いんです。

ウエストはサイドのボタンで着脱するデザインだから、フロントももたつかずスッキリ。 
サイドにはボタンでサイズ調整ができるベルトが付いているから、ベルトをする必要もありません。 
ベルトいらずだから、タックインしたときもタックアウトしたときもごわつかずにウエストを細く見せてくれるんです。 

しかもコレ、そんなNAM PANTSのスペシャルモデル。 
春夏にも最適なサラッとしたリップストップ地を採用。 
リップストップ地は、格子状の補強が入っている生地のことなのですが、これが、美しいシルエットを生み出す立体感をより一層高めてくれるんです。 

実はこの生地、MOONLOIDからのワガママな要望に対してANATOMICAのデザインを担当する寺本氏が自ら探し出した貴重なもの。 
そこには一切の妥協もありません。 

そんな訳で、私自身がドはまりしているNAM PANTS。

穿いた時の衝撃をぜひ、体験してみてください。

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