「歩きやすい靴」と言われてどんな靴を想像するでしょうか?
パッと思いつくのはランニングシューズ。
では、デッキシューズと言われて歩きやすさを思い浮かべるでしょうか。
ANATOMICAの定番スニーカーと言えばこの【WAKOUWA】のデッキシューズ。

一見何の変哲もないスニーカーに見えるかもしれませんが、
勿論ANATOMICAに限ってはそんなことはあり得ません。
このデッキシューズ
かなりフィット性があり、歩きやすいんです。
フィッティングを重要視し、ミリ単位で修正を加えてモノづくりを行うANATOMICA。
こちらも例外なく、オリジナルから木型を開発して、試行錯誤の末にサンプル製作を繰り返す事”12回”。
このシューズの完成にはかなりの歳月を要しており、
フィッテングへの熱が半端じゃないんです。
このシューズのフィット性や歩行のしやすさの秘密にはその”作り”にあります。
そもそも・・・
人の足の形は、千差万別あれど基本的には、
比較的内側がまっすぐで外側はカーブを描いています。
そしてワクワの靴を見てみましょう。

つま先の中心がインサイド寄りになっているのがお分かりでしょうか。
逆に外側はより大きくカーブしていると思います。

このデッキシューズはいわゆる「インサイドストレート・アウトサイドカーブ」
足馴染みの良さや歩行のしやすさにはかなり重要な要素。
それもそのはず、医療用矯正靴にみられる形状です。
そしてこちらの基になった木型が面白く、
作製の上でまず参考にされたのが、1912年にマンソン博士が書き上げた“The Soldier’s Foot and the Military Shoe”という文献。
彼がワシントンの陸軍学校の教授だった頃、軍靴のフィッティングの為に約2,000人もの兵士の足を調査。
そうしてフィッティングの研究を重ねる事約4年という歳月をかけて、ついに理想ともいえる木型が完成。
その木型は「マンソン・ラスト」と呼ばれ、現在でも一部のミリタリーブーツに採用されている木型。
このWAKOUWAのデッキシューズに用いられた木型は、スニーカーながらもミリタリーブーツにも使われる”マンソン・ラスト”を基にしているんです。
ではマンソン・ラストとはどんな木型か。
簡単に言うと「足先が膨らみ、土踏まずと踵でフィットさせる」
実際にワクワの靴を見てみると・・・

わかりやすく土踏まずが抉れ、足先から親指にかけてはかなり膨らんだフォルム。
こちら、実際に履いてみると土踏まずから甲の辺りのフィット性がかなりすごいんです。

足先はゆったりと開放感があるのに、グッと土踏まずと甲が固定されます。
この履き心地はANATOMICAの中心的アイテムであるALDEN(オールデン)のモディファイドラストにも非常に似ております。
そして通常よりもやや上向きになったトゥにより歩行の際の歩き出しや蹴りだしをスムーズに促進してくれる他、
ソールのクッション性も相まって、履き心地はデッキシューズとは思えない履き心地。

適正なフィッティングやサイズ選びを行うだけでも、フィット性、歩き心地、歩き方まで変わってしまう様な
そんなシューズが実現しているんです。
このモノづくりはさすがのANATOMICAです。
ここまででもかなり拘っている事がおわかりいただけるかと思いますが、
このシューズの完成への実現にあたり、実はまだまだその作りに拘りがあるんです。
次回はさらにその作りをご紹介したいと思います!
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