【特集】BIGYANK別注”黒シャン” 1935シャツ

BIGYANKと言えば、アメリカンワークシャツの代表各。
1919年に商標が登録され、労働者向けの画期的かつ機能的なディテールを数々生み出し、その仕様の数々は特許を取得しています。

今回シルエットを更にヴィンテージを忠実に再現したのがこの1935シャツ。

勿論手掛けたのは実名復刻を成し遂げた35サマーズ。
その「復刻」は単なるインスパイアやサンプリングではなく、数十万円もするものが多い当時のBIGYANKのヴィンテージシャツを解体。
そこから実際のタグ、ポケットの大きさや形、縫製方法、糸の種類や太さ、生地の加工や使用するミシンまでを紐解き研究し尽くされております。
その完成度はまさにヴィンテージそのもの。
手に取って見てみるとその本気度が伝わります。

ヴィンテージモノと言えば、タグやディテールでどの年代の物かを見分けたりしますが、名前の通り1930年代のシャツを復刻したもの。

そして今回復刻された1935シャツのタグがこちら。

白タグにはお馴染みの菱形。
その中に大きく収まるBIG YANKネーム。
「A RELIANCE PRODUCT」の文字は下部に。
まず初めに襟元から視覚に飛び込んでくる忠実に再現された完成度の高いこのタグに思わず笑みがこぼれてしまいます。

この時点でよくあるただの模倣ではない事がきっとお分かりいただけるかと思います。

そしてBIG YANKと言えばこの左右非対称のポケット、通称”コンビニエントポケット”。

“ガチャポケ” “山ポケ”という言葉はヴィンテージ好きや古着好きの方であれば1度は耳にした事もあるはず。
どちらもシガレットポケットとして誕生した2つ。

左ポケットには、1929年に商標出願された通称”ガチャポケ”。

セロファン梱包されていなかった当時の紙タバコが汗などで湿らない様、袋状のポケットを下部だけ縫い付けていない仕様。
1942年に商標出願された”山ポケ”登場以前の1930年代のBIG YANKのシャツの多くにはこの”ガチャポケ”の仕様となっております。
このユニークな作りから手間のかかる工程だということは一目瞭然ですが、その作りや大きさまでも研究し、しっかりと再現。

ビッグヤンクのシャツと言えばもうひとつ。
1930年代頃に商標を出願し登場した”ストームカフス”。

剣ボロを省略しカフスをそのまま取り付けられたこちらは生産効率が良いという点だけではなく、
粉塵や風の侵入を防ぎながら、大きく袖口が開く事がないので機械への巻き込みを防ぐというもの。
ワークシャツならではの作りもそのまま踏襲。

他にも横への突っ張りを防ぐ為、緩やかにカーブを描いた”ストレインプルーフヨーク”。

これら特許を取得したワークシャツならではのディテールは現代の普段着で必要な物か?と問われれば決して必要な作りではありません。ですが、モノにも歴史があり、一つ一つには意味があります。

1935シャツのもう一つの魅力は1930年代という時代背景にあるかと思います。

1930年代。
時代の流れは徐々に大量生産へとシフトされていく中で、フロントボタンにはコストのかかるメタルボタンに変わり、主に使用されているのはこの樹脂ボタンへと変わります。
縫製面では四角く縫製されていたポケットも、生産効率から比較的手を止める事無くスムーズに縫える丸みを帯びた形の縫製に。

更には1940年代頃になるとそれまで3本針の巻き縫いだったところを2本針へ。
しかし、こちらの1935シャツはボタンやポケットの形を変えながらも縫製面ではまだ3本針で縫製されているなど、大量生産という時代の流れの中でもそれまでの作りの名残が残されております。

シャツ1枚でそんな時代背景さえも読み取る事が出来るんです。
そこがヴィンテージシャツの醍醐味でもあるので忠実に再現してこそ意味があるものだと思います。

BIG YANKのシャツの代表的なディテール、その醍醐味を存分に味わいながらも、
時代背景をも感じ取れる1935シャツ。

そんな中でも今回特にスペシャルなのが、超希少なブラックシャンブレーをMOONLOIDで別注。

ブラックシャンブレーと言えば、そのあまりの希少性からヴィンテージ界でも高値で取引されるヴィンテージワークシャツの王様と言っても過言ではないかと思います。

ヴィンテージや古着好きであれば誰もが憧れる”黒シャン”。
さらにこちらには1920~30年代についていた”デラックスタグ”を特別に復刻し付けてもらっております。

黒シャンに限らず他のカラーにもしっかりと”マチ”も再現。

ヴィンテージ市場では”マチ付き”かそうでないかでその価値も大きく変わってきます。

何処を見ても抜かりのない作り込みには嬉しくもため息が出るほど。
それはもうヴィンテージそのもの

本来ワークウェアとして誕生し現代に蘇り、普段着として着用が出来る。
しかもそれが1から自分で育てていけるという事が本当にたまりません。

もし少しでも迷いがあるなら是非手にしてもらいたいです。
僕自身、数年後のこのシャツを想像すると毎回着る事が楽しみになります。

なにより前回の黒シャンが完売後に後悔されるお客様を見て来たからこそ。

後悔のない1着になること間違いなしでしょう。

  

↓Youtubeでも紹介しておりますので是非ご覧ください。↓

   

  

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