靴を選ぶ時に何を基準にするか?
それは人それぞれだと思いますが、どの靴かによってその基準も変わってくるはず。
例えば、スニーカーの場合なら経年変化するものよりも経年劣化するものの方が圧倒的に多い。
ソールは加水分解によりボロボロになるし、真っ白だったアッパーも汚れてくる。
だから、スニーカーはある程度ピカピカの新品の方が良い。
でも、革靴の場合は少し違う。
ビカビカの新品はカッコイイ。
ただ、それ以上にカッコイイのが、履きこんで、ソールを張り替えたり、何度もリペアを重ねているもの。
もちろん、ただ古ければ良いというわけではないので、きちんと磨かれて手入れが行き届いていることは大事な条件。
カッコイイの基準が違うから、選ぶ時の基準も違う。
スニーカーの場合は、トレンドも取り入れつつ、時には限定品に飛びついたりする。
対して革靴の場合は、長い年月を刻める様な本当の意味でつくりが良いものが欲しい。
Heinrich Dinkelacker(ハインリッヒディンケラッカー)の革靴は、革靴の中のロールスロイスと呼ばれている。
安くはないが、高いからそう呼ばれている訳ではない。
「○○にこだわっています。」という謳い文句はよく見かけるけれど、この靴はそのこだわりが尋常ではない。
アッパーに使用されたコードバンはホーウィン・レザー社のシェルコードバン。
シェルコードバンと言えば、言わずと知れた世界で最も有名なタンナーが生み出す「革のダイヤモンド」。
さらに、Heinrich Dinkelackerで使用しているのは、その中でも最高峰のもの。
通常のコードバンが表面のみに艶を出す鏡面仕上げを採用しているのに対し、
あえて鏡面仕上げではなく、自然仕上げにすることで革そのものの艶を表現。
メダリオンは、職人が1つ1つ手作業で開けたもの。
アッパーを成型するのも2日間かけて職人が木型に合わせていき、成型が完成するまでに数日を必要とする。
これにより、型崩れしにくく美しいアッパーが完成する。
そして、ドレスシューズらしからぬ厚いソール。
モデルによっても異なるが、クッション性の高いコルクにレザーを重ね、2層めまでを丈夫な靴を生み出すハンドソーンウェルト製法で職人が1針1針仕上げている。
その職人も、ハンガリーはブタペストが誇るこの道50年以上の猛者たちを中心としている。
そんなわけで、このソールが生み出す履き心地が、たまらない。
自然と足に合わせて沈みこみ、「絨毯の上を歩いている様な履き心地」と評されるほど。
靴好きの終着駅、Heinrich Dinkelacker。
こと革靴に関しては、こういう「本物」をじっくり年月をかけて履きこんでいきたい。
Heinrich Dinkelackerについてもっと詳しく見たい方は >>コチラ<<
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