お気に入りの服を大事にし過ぎてしまい、結局あまり着る機会がなかった。
こんな経験を繰り返しているうちに、せっかくのお気に入りなのに気軽に着ることができないなんて、本当にもったいないと思う様になりました。
今回の別注のポイントは、毎日の様に気軽に着られる普段着としてのお気に入りのニットであること。
じゃあ、それはどんなニットかというと、まず第一に着ていても疲れにくい着心地と動きやすさ、そして軽さを持っていること。
デザインはなるべくシンプルで、でもお気に入りになるだけの特徴があること。
そういったニットを求めていると、自然と機能がそのままデザインになったこのカタチに行き着いたんです。
両サイドに配置されたリブ。
これは、不朽の名作スウェットであるリバースウィーブの特徴をニットに落とし込んだもの。
抜群の伸縮性を持つこのリブのおかげで、動きに合わせて伸縮してくれるので動きやすく、何より余計なストレスがかかりにくい。
さらに、シャツや厚手のインナーを着た時、この伸縮がより役に立つんです。
このリブ、実際に着てみるとはっきりと違いを実感できるほど、本当に良くできたデザインなんです。
もう1つの特徴が、ボリューム感があるにも関わらずとても軽く保温性もあるということ。
実はこれ、LANDNOAHという特殊な糸を使っているからなんです。
LANDNOAHは、あの有名な映画「天空の城ラピュタ」のモデルになったウェールズ地方に生息する丘陵で育ったラドナー種に、
ソフトな豪州羊毛をブレンドした柔らかなウール。
さらに、エアーヤーン精紡で空気を含ませながら紡績しているので、ふんわりとボリュームがあるのに、とにかく軽い。
もちろん、空気が含まれているので、高い保温性も持ち合わせているんです。
この2つの特徴、機能性はもちろんなのですが、おもしろいのはそのままデザインとして活かされていること。
サイドのリブは、首まわり、袖口、裾のリブと相まってシンプルながらも程よいアクセントに。
LANDNOAHの質感も、しっかりとしていながら柔らかさを併せ持つ絶妙な質感です。
つまり、日常着として気兼ねなく着ることができて、疲れにくい。
ニットの本来の役割である高い保温性も持ち合わせている。
基本的にはシンプルで合わせやすいのだけれど、ただのシンプルではないデザインに仕上がっている。
このニットこそ、私たちが考える日常着として最高のものだったんです。
サイドのリブも、使用している糸も、一見ちょっとした違いに見えますが、着てみればその違いは歴然。
こだわりが詰め込まれているからこそ、大事に着てほしいというよりは、気軽に着てその違いを楽しんで欲しい。
今回、soglia(ソリア)に別注したのはそんなニットです。
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