こんにちは!kaiです!
前回、ざっくりとご紹介したダウンジャケットの選び方-その1-、ダウンジャケットの選び方-その2.ダウンの品質-に引き続き、今日はその3!
ダウンウェアによく使われる生地について色々と語りたいと思います!
よろしくお願いします!!!
その4.色々な疑問はコチラ
暖かいダウンジャケットが欲しい時、どんな表地を使っているかは大事?
ダウンジャケットにとって、表地とは断熱材。
その1でご案内したように、ダウンウェアは身体から放出された熱をダウンがとどめています。
当然、空気層の熱がどんどん外に逃げてしまえば、保温力は落ちてしまいます。
ダウンウェアにとって表地とは、蓄えた温かな空気を外気や雨などの水分から守るのが表地という訳なんです。
だから、防寒力という観点からいくと、表地はダウンと同じくらい大事なんです。
ちなみに、本格的なアウトドアフィールドだと、風や雨をシャットダウンするためにダウンジャケットの上からシェルと呼ばれるレインウェアに似たアウターを重ねます。
でも、普段使いだとわざわざアウターを重ね着するのは面倒ですよね!
だからこそ、表地がとっても重要なんです。
表地のオススメの機能は?
防寒力で考えた場合、ダウンジャケットであれば表地は「防水」機能を持っているものがオススメです。
防水機能を持っている生地は、水を半永久的に通しません。
もちろん、雨も雪も風も通さないので、ダウンに蓄えられた温かい空気が保持されやすいんです。
防水と撥水って何が違うの?
よく混同されがちな「防水」と「撥水」。
実は、全くの別物だとご存じでしたでしょうか。
防水生地は生地の中に水を通さないフィルムを挟んでいて、水を通さない生地のこと。
生地自体が水を通さないので、その機能は半永久的です。
ちなみに、防水生地の多くは表面に撥水加工も施していることが多く、撥水機能も併せ持っています。
撥水生地は生地の表面に水を弾く薬品を塗布していて、表面で水を弾く生地のこと。
表面の加工は洗濯や使用により落ちていきますが、撥水スプレーで復活します。
この様に防水生地と撥水生地は全く違うもので、機能的にも価格的にも防水>>>>>>撥水なんです。
さらに、防水機能だけだと汗をかいたときなど、内側からの湿気を逃がすことができないので、透湿機能が付いていることが多いです。
GORE-TEX(ゴアテックス)などに代表されるこの防水透湿生地は、雨や雪、風などは通さずに内側の不快な湿気は逃がしてくれるという優れものなんです。
ちなみに、防風生地は風を防ぐ機能を持った生地のことで、水は防ぐことができません。
本格的なアウトドアギアで防風生地を使ったものが多いのは、標高の高い山の上はそもそも雲が無いので、水を防ぐことを想定していないためだったりします。
生地は厚ければ厚いほど良い?
今回は、ダウンジャケットの表地として使われることが多いナイロン地についてご説明したいと思います。
「薄い生地は安っぽい」
そんな風に思ってる方もいらっしゃると思いますが、実はこれは間違い。
実は、ナイロン地は同じ性能であれば、生地は薄ければ薄いほど価格も高いんです。
その理由は、とっても簡単。
生地が薄いほど、使う糸も細い。
糸が細ければ細いほど、織るのに時間も手間もかかってしまう。
だから、ナイロン地は薄ければ薄いほど高いんです。
価格が高いのに、ダウンウェアにおいて薄いナイロン地が重宝されているのは、ズバリ、着心地の良さが違うから。
生地が薄いほど軽く、柔らかいから、ダウンをダイレクトに感じることができる。
特に裏地は、薄ければ薄いほど身体の熱を邪魔されることなくダウンに伝えることができるので、温まり方も早く感じます。
丈夫なナイロン地の見分け方は?
バリスティックナイロンやコーデュラナイロンの様に、バックパックに使われる強度の高いナイロンはあります。
ところが、それをダウンウェアに使うには、とても硬くて重たくて現実的ではありません。
だって、軽さや着心地はダウンウェアの最重要とも言えるポイントだから!
そこで、ダウンウェアにも広く使われているのがリップストップナイロン。
これは格子状の補強が施されているナイロン地のこと。
格子状の補強は見た目にも分かるので、見ればすぐに分かります。
通常のナイロンと比べ、補強が入っているので引き裂き強度が高い反面、薄くて軽いナイロンにも採用されいてる便利な生地。
ダウンウェア選びで迷ったときは、ぜひじっくりと見てみると良いかもしれません。
結局、どんな生地を選ぶのが正解?
防寒力や着心地という観点から見ると、オススメは防水・透湿機能を持っている薄いナイロン地。
ただ、これはあくまでも防寒力や着心地と言う観点から見た場合です。
今は、たっくさんの種類の生地があって、フィーリングにバシっと来るものもたくさんあるはず!
そんな「一目ぼれ」の様な感覚を大事にしていくのもおもしろいと思います!
いかがでしたでしょうか!
長文になってしまい、読みにくかったと思います!ここまで読んでくださってありがとうございます!
もっと知りたい方はコチラのページでもご紹介していますので、お時間あったら、読んでみてください!
>>>ダウンについてQ&A<<<
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